足首の捻挫について
1 足首を強く捻ったときは捻挫をしている可能性があります
足首が内側に向いてしまう「内返し」という状態になった際に、足首を支えている靭帯が損傷したり断裂したりすることで足首の捻挫が発生します。
例えば、「ヒールの高い靴を履いていて捻ってしまった」「ジャンプの着地の際にバランスを崩して足首を捻ってしまった」「階段を踏み外して足首を捻ってしまった」などの状況で、足首を捻挫してしまうことが考えられます。
「足首を捻挫した」といっても、その状態は幅広く、痛みが強くて動けない場合がある一方で、歩けるけれど腫れている場合や、だんだんと痛みが増してくる場合など、様々です。
2 捻挫はクセになることがあります
「捻挫はクセになる」ということを耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思います。
靭帯を損傷すると、負傷部位は自然と修復されます。
自然に修復されるのであれば、放っておいても問題ないだろうと思われるかもしれませんが、靭帯が伸びた状態だと骨との位置関係にズレが生じる場合があります。
このズレを処置せずに、ズレた状態のまま修復されてしまいますと、捻挫を再発しやすくなってしまうのです。
また、靭帯が完全に治っていない期間に負荷をかけることで、捻挫を繰り返してしまうおそれもあります。
そのため、「痛みがあるけど歩けるから大丈夫」「腫れているけど歩けるからその内よくなるだろう」と捻挫を軽視せずに、早期に適切な処置を受けることが大切です。
3 足首の捻挫は接骨院にご相談ください
当院で行う施術の流れは以下のとおりです。
①カウンセリング
②検査
③アイシングや微弱電流
④テーピングで固定
形式的な施術ではなく、一人ひとりに合った適切な施術内容を判断し、状況に応じて柔軟に対応させていただきます。
「いつまで痛みが続くのだろう」「治るまでにどれぐらいかかるだろう」「どれぐらいの頻度で通院すればいいのだろう」といった足首の捻挫が回復するまでの見通しに関することや、「テーピングはいつまで続けるのだろう」「スポーツはいつから再開していいのだろう」といった疑問などがありましたら、お気軽にお尋ねください。
丁寧にお答えさせていただきます。