むちうちによる頭痛でお悩みの方へ
1 むちうちとは
事故による首部やその周辺の打ち身・捻挫・骨折・頭部外傷などをむちうちと呼ぶ事が多いですが、「外傷性頚部症候群」「頚部捻挫」とも呼ばれます。
事故のほかに労働災害、スポーツ障害によって引き起こされる事もあります。
むちうちは、衝撃を受けたことによって、骨自体・筋肉や靱帯・椎間板を痛め、筋スパズム(持続性筋収縮)が筋肉に起こり、硬くなることで神経を刺激して痛みが発生し、首が動きづらくなったりします。
2 むちうちで頭痛が生じる理由
首の捻挫と頭痛は一見関係ないように見えますが、むちうちで神経を刺激したり圧迫したりすることで、頭痛が引き起こされると考えられています。
むちうちになった後で頭痛に悩まされている方は、むちうちによる頭痛の可能性が高いですので、接骨院などに相談し、適切な施術をお受けください。
3 むちうちによる頭痛を改善するためには
頭痛の改善のためには、その原因となっているむちうちをしっかりと改善させるということが大切です。
むちうちで硬くなっている筋肉をほぐし、血流を促すことで痛みの緩和を図るとともに、柔軟性を高めてスムーズに動かせるように整えていきます。
4 むちうちはお早めに接骨院へ相談しましょう
むちうちをそのままにしてしまうと、頭痛が改善されず、不調が長引いてしまいますし、頭痛だけでなく、肩や腕、指といった部分にも痛みやしびれが生じることがあります。
また、むちうちは数日後に急に痛みやしびれが生じることが多いため、ご自身で首を回してみたり、揉みほぐしをされる方が多いですが、原因が分からない状態でこのようなことしてしまうと、かえって痛みが悪化するおそれがありますので、お早めに接骨院へ相談することおすすめします。