スポーツ外傷の応急処置について

文責:院長 柔道整復師 市原 武

最終更新日:2023年04月18日

1 スポーツ中のケガ

 スポーツをしている時に、身体に大きな外力が加わりケガをしてしまうことをスポーツ外傷といいます。

 スポーツ中に選手同士が接触してケガをしてしまったり、競技中に転倒したり捻ったりしてしまうケガなどを指します。

 こういったスポーツ外傷は、速やかに応急処置をすることで、ケガの悪化を防ぐことができたり、回復までの期間を短くすることができたりするため、まずは慌てずに適切な対応を行うことが大切です。

2 スポーツ外傷の応急処置

 応急処置の基本は「RICE」です。

 これは、「安静」Rest、「冷却」Ice、「圧迫」Compression、「拳上」Elevationの頭文字から名付けられた処置方法です。

 ケガをしたら、まずは安静にすることが大切です。

 損傷部位を動かさずに、安静に保つことで、腫脹を防ぎます。

 次に、腫れを抑制し、痛みを緩和させるため、損傷部位を冷やします。

 そして、内出血や腫脹を抑えるため、圧迫します。

 強く圧迫しすぎてしまいますと悪影響を及ぼしますので注意が必要です。

 損傷部位を心臓よりも高くすることで、内出血や腫脹の抑制を図ります。

 このRICE処置を行っているかどうかは、ケガの予後に大きく影響します。

3 応急処置をせずにケガを放置するとどうなるのか

 ケガをしてしまっても、「歩いたり走ったりできるからケガはたいしたことない」と判断し、ケガの直後に応急処置を受けずに、そのままスポーツを続けたり、日常生活を送ったりするケースが見受けられます。

 ケガを放置して、損傷部位が修復されない状態でむやみに動かしたり負荷をかける動作をしてしまったことにより、内出血や腫脹が広がってしまい、結果として回復までに時間がかかってしまう可能性があります。

 ケガの重傷化を防ぎ、早期回復を図るためには、応急処置を行い、その後なるべく早く適切な施術を受けるために通院するということが大切です。

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